先日、映画
「風が強く吹いている」を観てきました。
原作の大ファンで、今年の1月にあった舞台(その時の記事は
コチラ)も観ていたので、とっても心待ちにしていたんです。
(実際の箱根駅伝も大好きです)
ストーリーはたった10人しかいない無名のチームが箱根駅伝出場を目指すというもの。
とにかく見所は大会のシーンです。
撮影では臨場感を出すために40台のカメラを駆使し、ランナーや観客など延べ3万人ものエキストラが協力したのだそうです。
実際のコースは撮影できない場所もあったようですが、スタートやゴール地点、中継所や沿道の様子、ヘリからの撮影なども織り込まれていて、本物の箱根駅伝を見ているようでした。
そして、キャスティングはカケル役の林遣都さん、ハイジ役の小出恵介さんなど原作の登場人物のイメージにとても合っていたと思います。
(舞台のキャスティングも個性的で好きでしたが)
特に林遣都さんは本当にハマっていて、走る姿がとにかくキレイ!
美しさにこだわってフォームの練習や筋トレをしたそうですが、どう見ても本物のランナー。
撮影後に関東学生陸連からスカウトされたそうですよ。
私は原作を読んで、舞台まで観ていてストーリーは知っているのに、大会の場面では思わず手に汗を握りながら見入ってしまいました(^^;
原作でも泣きましたが、映画も泣けるシーン満載です。
長編小説を約2時間の映画にしているので細かい部分がカットされているのがちょっと残念ですが、気になる方は原作も読んでみて下さい。
爽やかな感動を味わい方に是非お勧めです。