
昨日、舞台
「風が強く吹いている」を観に行ってきました。
原作の著者は三浦しをんさん、直木賞を受賞した人気小説です。
箱根駅伝を題材としたストーリーなのですが、おもしろいのは寄せ集めのメンバーで箱根を目指すというところ。
たった10人のメンバーで、しかも陸上経験者は3人だけ。
現実で考えたらそんなチームが予選会を通って本選に出場できるなんてあり得ないことなのですが、思わずそのストーリーの展開にのめり込んでしまうんです。
私は原作が大好きでしたし、駅伝をどうやって舞台で表現するのか興味があったので劇場に足を運んだのですが、「こんなふうに表現できるんだ」って感動してしまいました。
チームの1年生エース・走(カケル)を演じたのは実際に箱根駅伝に出場経験を持つ和田正人さん。
走ることに情熱を注ぐ走を熱く演じていました。
さすが実業団まで経験しているだけあってフォームもキレイでしたよ。
そして、チームの主将・ハイジを演じたのは黄田川将也さん。
ハイジは私の好きなキャラクターだったのですが、原作の爽やかで面倒見のいい兄貴というイメージに合っていたように感じました。
他のキャストもイケメン・個性派揃いで、演技という面でもおもしろかったです。
今年の秋には映画化も決まっているそうですよ。
私としては舞台のキャスティングと見比べてみたいところです。
ちなみに、走を林遣都さん、ハイジを小出恵介さんが演じるそうですよ。
まだ原作を読んでいない方には是非お勧めしたい作品です。
駅伝ファンの方も、駅伝経験者の方も、駅伝に興味のない方も、きっと楽しんで読んで頂けると思いますよ。
「風が強く吹いている」