今夜はウエサク祭(五月満月祭)ですね。
五月の満月には天界と地上の間にゲートが開き、強いエネルギーが降り注がれると言われています。
ウエサク祭の起源はお釈迦様の降誕、悟りを開いた日、入滅の日が全てヴァイシャーカ 月(インド暦第二月)の第一満月の夜であったという伝承から来ていて、占星のカレンダーに従ってウエサク祭の日は決まるのだそうです。
ヒマラヤ山中に「ウエサク渓谷」という地名があり、この渓谷でウエサク祭が行われるようになったことからその名前がついたと言われています。
この満月の夜にウエサク渓谷にはブッタが天上界から降臨し、祭に臨席するのだそうですよ。
そして、仏教がインドから広まった時にアジア各地(チベット、タイ、ミャンマー、スリランカほか)など多くの国の文化に伝播し、日本では現在も京都の鞍馬寺でウエサク祭が行われています。
満月は明日16日(月)13時14分ですが、祭典開始の19時の時点で満月になる直前の日に行われるため前日の今夜がウエサク祭になります
今年もコロナの影響で鞍馬寺でのウエサク祭は一般公開されず、山内の職員の方たちのみで行われるそうです。
また、鞍馬寺だけでなく今日は世界中の各地で様々な祈りや儀式が捧げられていると思います。
今夜の東京はあいにくの曇り空で月を見ることはできませんが、パワフルなエネルギーに満ち溢れていますよ。
このエネルギーを感じながら、私も微力ながら祈りを捧げたいと思います。
祈りとは「意」を乗せること。
必要な場所に必要な形で届きますように。