今日は冬至ですね。目黒不動尊では毎年冬至の日にだけ「星曼荼羅」がご開帳されます。1年に1度だけ会えるこの「星曼荼羅」が大好きなのです。曼荼羅の中心に北極星、その周りに北斗七星、更にその周りには西洋の星座と同じ12星座が描かれていますが、天空を順行する星々は円環する時の流れを象徴するそうです。「来し方を振返り、行く末を輝かせるために志を新たにご参拝下さい」という言葉と共にこの「星曼荼羅」を眺めていると、今年1年の出来事や来年に向けての思いが溢れてきます。
大日如来様の大日とは「大いなる日輪」という意味で、太陽を遙かに上回る光ですべてを照らすことを意味します。今日からまた太陽が復活していきますね。そして、今日を境に明日からは木星と土星が重なることで起こるグレートコンジャンクションによって200年以上続いた「地の時代」から「風の時代」へと大きく変化すると言われています。
新しい時代に入ることで自由で平等な社会が実現すると言われたりしていますが、だからこそしっかりと地に足をつけて1人1人が本質を生きていくことが大切になりそうです。
境内の十月桜がキレイに咲いていて、そのかわいらしい花に寒さを忘れそうでしたよ。日本海側では連日の大雪で厳しい寒さが続いていることと思います。コロナも不安な状況が続いていますので、くれぐれも体調に気を付けて良い年の瀬をお過ごし下さいね。