
今日は目黒不動尊の「干支まつり」でした。
毎年1月15日に行われているのですが、「不断経」といってその年の守本尊御宝前で一年間の無事息災をお経の絶えることなく祈願するのだそうです。
去年この干支まつりのことを初めて知って、今年もお参りさせて頂きました。

今年の干支、子年の守本尊は千手観音菩薩なので、観音堂堂で不断経が行われていました。
お坊様が交代で途切れることなく1年の無事息災を祈ってお経を唱え続けるそうですよ。

千手観音菩薩は千の手と手のひらの眼によって生きとし生きるもの全てを救う、大いなる慈悲の菩薩様です。
実際に手が千本あるわけではなく、四十二本の手のうち四十本それぞれが二十五の世界を救うことを示しているそうです。
そして、二本が中央で合掌しています。
目黒不動尊の千手観音様は木造でとても優しい表情をされています。
是非機会があればお参りされて下さいね。