
映画館のファーストデイを利用して
「そらのレストラン」を観てきました。
北海道せたな町の海が見える牧場を舞台に、牧場とチーズ工房を営む主人公とその地域の生産者の人たちを描いたヒューマンドラマです。
それぞれがこだわりを持って育てた食材を持ち寄っては調理して食べることを楽しんでいた彼らの元に有名なシェフがやってきたことで新たな展開が生まれ、1日限定のレストランを開くことになるのです。
それが「そらのレストラン」
美しい空と海と草原の中で提供される美味しい料理にはそれぞれの思いが込められていました。
普段私達が何気なく食べている食材にも生産者の人たちの思いが込められているのですよね。
そして、それを調理する人の思いも加わって、食材そのものだけでなくたくさんの思いも一緒に食べているのだと感じます。
一杯の飲み物が、一皿の料理が人生を大きく変えることもあると思います。
やっぱり「美味しい」って大切ですね。

シネクワントの劇場内には岡田将生さんが劇中で着用していた衣装が展示されていました。
登場人物が温かみのある個性溢れる人ばかりというのもこの映画の魅力かもしれません。
美味しいものと美しい自然と温かい人たち。
これが揃えば人はとても豊かに生きていけるのだと感じました。