今夜は満月、ウエサク祭(五月満月祭)ですね。
五月の満月には天界と地上の間にゲートが開き、強いエネルギーが降り注がれると言われています。
ウエサク祭の起源はお釈迦様の降誕、悟りを開いた日、入滅の日が全てヴァイシャーカ 月(インド暦第二月)の第一満月の夜であったという伝承から来ていて、占星のカレンダーに従ってウエサク祭の日は決まるのだそうです。
ヒマラヤ山中に「ウエサク渓谷」という地名があり、この渓谷でウエサク祭が行われるようになったことからその名前がついたと言われています。
この満月の夜にウエサク渓谷にはブッタが天上界から降臨し、祭に臨席するのだそうですよ。
そして、仏教がインドから広まった時にアジア各地(チベット、タイ、ミャンマー、スリランカほか)など多くの国の文化に伝播し、日本では現在も京都の鞍馬寺でウエサク祭が行われています。
今年も鞍馬に行くことはできませんでしたが、午前中に目黒不動尊へ行き、夕方には高崎に戻ってきたのでいつもプラクティスをする川原で祈りを捧げました。
今夜は雲が多いですが、時々雲の隙間からおぼろ月を見ることができます。
きっと世界中でたくさんの人たちが祈りを捧げているのでしょうね。
私もこれからまた祈りを捧げたいと思います。