
今日は映画「空海・美しき王妃の謎」を観てきました。
公開前から楽しみにしていたので、思わず初日に行ってしまいました(笑)
最初に興味を持ったきっかけは唐に渡った若き頃の弘法大師空海をテーマとしていることだったのですが、チェン・カイコー監督というのも私にとって大きな魅力です。
チェン・カイコー監督作品といえば「始皇帝暗殺」や「北京ヴァイオリン」が有名ですが、私は学生の頃に観た「さらば、わが愛/覇王別姫」や「花の影」が印象に残っています。
映画を観る前に原作の「沙門空海 唐の国にて鬼と宴す」も途中まで読んだところです。
映画の中では王妃と妖猫にフォーカスが当たっているので、空海が主人公のストーリーだと思って観るとちょっとイメージが違うかもしれませんが、事前に登場人物を把握しておくと空海による謎解きのようで楽しめると思います。
そして、何よりも壮大なスケールと豪華絢爛な映像美は惹き込まれますよ。
私にとっては心に響くエッセンスが所々に散りばめられた作品でした。