
今日は目黒不動尊の縁日でした。
少しの間続いていた男坂の修繕工事が終わり、山王大鳥居が完成しましたよ。
目黒不動尊は往古から神仏習合の寺院で、江戸時代に天海大僧正が山王一実神道を創始され、こちらにも山王鳥居が奉安されたそうです。
その山王鳥居が酉年本尊御開扉記念として復興しました。

不動明王は酉年の守護本尊ですから、今年が12年に一度の御開扉の年になります。
10月22日~29日までの午前9時~午後5時まで拝観できるそうです。
(最終日29日は15時の護摩まで)
御簾越しの拝観になるそうですが、とても貴重ですよ。
すでに本堂の前には諸願成就祈杖が立てられ、御本尊と繋がる五色線に触れてお参りすることができますよ。
不動前のセッションルームにお越しの方でご希望があればご案内しますので、お気軽におっしゃって下さいね。

そして、今日は青龍権現の法要がありました。
5月の法要は青龍権現を祀る垢離堂で行われるのですが、本堂から少し離れたところにも青龍権現を祀りしているそうで、9月の法要はそこで非公開で行われます。
見学することはできないのですが、遠目から法要を聴かせて頂きました。
写真は法要を終えたお坊様方です。

こちらが青龍権現を祀る垢離堂です。
青龍権現は美しい女性の龍神様で、密教を守護していた中国の青龍寺に飛来して鎮守となりますが、後にそのお寺で弘法大師空海が仏法を学んだとされています。
空海が帰国する際、密教を守護することを誓って京都の高雄山麓に勧請されたと言い伝えられているそうですよ。