
今日はお釈迦様のお誕生日、花祭りですね。
お釈迦様が生まれた時、たくさんの花が咲いていたことから「花祭り」と名づけられたのだそうです。
九頭竜が天から甘いお水を吐いて産湯したことからお釈迦様の生誕仏に甘茶をかける風習があります。
目黒不動尊の本堂にも花御堂と生誕仏が用意されていたのですが、今年は阿弥陀堂の前に大きな像が出現しました。
こちらも甘茶が用意されていて、参拝に来ていた人たちが足を止めていましたが、特にお子さん達に大人気でしたよ。
ちなみに、生誕仏は右手が天、左手が大地を指しています。
お釈迦様は生まれてすぐに7歩あるいて天と地を指差し「天上天下唯我独尊」と言ったその時のお姿を表しています。
そして、今日は「し(四)あわ(八)せを分かち合い、感謝する日」でもあるそうですよ。

昨日の雨でだいぶ桜が散ってしまいましたが、境内は桜の絨毯が一面に広がっていました。

淡いピンクと新緑の緑が春らしさを感じさせてくれますね。

少し足を伸ばして中目黒へ。
目黒川は都内でも人気のお花見スポットなので、散り始めた平日の今日もたくさんの人で賑わっていましたよ。
葉桜になっていましたが、それもまた良い雰囲気でした。


花びらが水面に広がって、その流れを見ていると飽きなかったです。
時々風で桜の花が舞散って、桜吹雪を見ることもできました。

まだ桜が残っているところもあって、今週末くらいまでは楽しめそうです。
今年の桜ももう終わりかと思うと寂しいですが、この儚さが人の心を魅了するのでしょうね。