今日は幼なじみの命日でした。
このブログでのつぶやきも毎年恒例のようになっていますが、それだけ私にとって忘れてはいけない日です。
17年経った今でもあの日のことは鮮明に覚えているんですよね。
それは私だけでなく、きっと他の友人達もそうだと思います。
友人は亡くなる3日前に私の両親に会っていたのですが、その際に「頑張っていますか?」と私のことを気遣ってくれていたそうです。
その「頑張っていますか?」という言葉が、今でも友人から投げかけられているように感じるのですよね。
17年前の私はとても頑張っているなんて言えるような状態ではなかったけれど、今なら「うん、頑張っているよ」と言えるかもしれません。
というか、頑張らないといけないですよね。
うまくいっている時もうまくいかない時も、良い自分もダメな自分も、色々あるけどそれでも自分の道を歩んでいく姿を友人には見ていて欲しいと思うのです。
友人の言葉が時を超えて今でも私の支えになっているのですから。
私の師がいつも「人が亡くなるのはどんな死であっても寿命で天寿全うだ」とおっしゃっていますが、これだけのものを残してくれた友人は人生を生き切ったのだと納得できます。
お墓参りに行くのがすっかり遅くなってしまって、夕暮れの中で帰り際に「気を付けて帰れよ」と言われた気がして思わず振り返ったのですが、なんだかとても温かい気持ちになりました。