
昨日、相田みつを美術館で開催されていた
ダライ・ラマ法王生誕75年祝賀特別記念行事「チベット砂曼荼羅の世界」に行ってきました。
タシルンポ寺院の僧侶の方たちが来日して、チベット仏教美術の頂点「砂曼荼羅」を公開制作するというのを知って楽しみにしていたんです。
チベット仏教の声明や説法、舞踏、瞑想セッションもあるというので、ちょうどタイミングが合った瞑想セッションに参加してみました。
僧侶の方がチベット仏教の瞑想法について説明して下さって、実際に瞑想を体験してみるという内容でしたよ。
たくさんの方が参加されていて、思っていたよりも若い方が多かったです。

「砂曼荼羅」が公開制作されているところです。
こんなに間近で見られると思っていなかったのでちょっとビックリ。
写真撮影もOKだったので、みなさん僧侶の方を取り囲むようにして見学したり、写真を撮っていましたよ。


お皿に入っている色の砂を細い筒のようなものですくって、その筒から砂を少しずつ出して描いていました。
6/29~7/4の6日間で1つの曼荼羅を完成させるという、気が遠くなるような作業ができるのは日々修行を積まれている方たちだからこそですよね。
この日は5日目だったので外側が少し残っているだけで、ほとんど完成に近い状態でした。

こんなに繊細な曼荼羅が砂で描かれているなんて、本当にすごいですよね。
色鮮やかで力強いエネルギーが伝わってきました。
今日は最終日でしたが、最後は完成した曼荼羅を壊して川に流すという儀式があったそうです。
その場にも立ち会えたら更に感動的だったでしょうね。