
先日、
目黒雅叙園で開催中の「百段雛まつり」に行ってきました。
雅叙園内にある東京都指定有形文化財の「百段階段」が展覧会場となっていることもあって平日だというのにたくさんのお客さんで賑わっていましたよ。
私が行った時は観光バスが5~6台も来ていたほど。
「百段階段」とは通称で、かつての雅叙園旧三号館にあたり、雅叙園内に現在する唯一の木造建築だそうです。
7つの部屋を99段の階段の長い階段がつなでいます。
そして、その7つの部屋それぞれに様々な雛人形が展示をされていました。
展示場に入り、下から階段を見上げた時の姿は迫力を感じました。
趣のあるケヤキ板の階段と天井に描かれている華やかな絵がなんとも美しいんですよ。
階段をのぼりながら1つずつ部屋を見学していくのですが、それぞれの部屋ごとにテーマに合わせた雛人形が展示されていました。
サブタイトルに「山形ひな紀行」とつけられているのですが、中には山形で300年近く大切にされてきた門外不出の雛人形もあって、人形を見ているだけで歴史を感じることができましたよ。
雛人形も雅叙園の雰囲気も「雅」という言葉がぴったり。
日本の伝統的な美しさ、華やかさ、繊細さを存分に満喫してきました。
百段階段は撮影禁止ということでしたので入り口のディスプレイだけ写真を撮らせて頂きました。
このディスプレイも素敵ですが、実際の展示は本当に素晴らしかったですよ。
3/3(水)まで開催しているので、興味のある方は足を運ばれてみて下さい。